補助金/よくある質問
このページにはウィキメディア財団の補助金プログラムに関するよくある質問を集め、回答の内容はウィキマニア2018に限定しています。
ここにない質問は、 に連絡する、もしくは、補助金ページのノートにメッセージを書いてください。
全般
Q: ウィキマニア2018補助金とはなんですか?
A: この補助金とは、2018年7月18日から22日にかけて南アフリカのケープタウンで開かれるウィキマニア2018に参加する個人に支給される補助金です。資金はウィキメディア財団から拠出されます。宿泊費と会議参加登録料(旅費は全額支給のみ)に当てられます。
Q: どの補助金もウィキメディア財団から支払われるのですか?
A: いいえ、支部・国別協会やテーマ別組織のようなウィキメディアの組織で個別の支援が行われています。詳しくは#ウィキメディアの組織による補助金をご覧ください。
Q: ウィキメディア財団の補助金を申請できるのはどんな人ですか?
A: 誰でも申請できますが、受給には資格があります。#補助金の受給資格を参照。
Q: ウィキメディア財団の補助金に興味があるのですが、申請はどこでしますか?
A: 補助金#申請をご覧ください。
Q: 申請の締め切りはいつですか? 結果はいつ分かりますか?
A: 補助金#重要な日付をご覧ください。ウィキメディア財団の補助金の全日程の予定が記載されています。
Q: 締め切りを過ぎてもウィキメディア財団の補助金を申請できますか?
A: 他の応募者との公平性を重んじ、最終結果を確実に時間通りに公表するため、締め切りを過ぎての申請は受け付けられません。期限に遅れないよう、締め切りの数日前には申請を終えるよう推奨します。
Q: ウィキメディア財団の補助金の審査結果は申請者にどんな方法で通知されるのですか?
A: 審査に合格したかどうか、申請時に記入されたメールアドレス宛てに通知を送信します。結果にかかわらず申請者全員に同時に結果を連絡します。通知の予定日は補助金#重要な日付をご覧ください。
Q: 補助金の受給者はどんな基準に基づいて決まるのですか?
A: 事前に公表する選考プロセスと選考基準にのっとり、ウィキメディア財団(WMF)職員と補助金委員会がウィキメディア財団の補助金の申請すべてを審査し、受給者を決定します。
Q: グローバル「ノース」と「サウス」とはどう定義していますか?
A: ウィキメディア財団の補助金プログラムで使用される定義についてはstrategy:Global Southのページをご覧ください。
Q: ウィキメディア財団の補助金の申請者は例年、何人くらいですか?
A: ウィキマニア2013の申請者は、1,219人でした。この数字はウィキマニア2014では微減して1,168人となり、同2015は600人以下と大きく減少しています。また同2016は500人以下でした。
Q: ウィキメディア財団の補助金の支給枠は何人分ですか?
A: 補助金受給者の定数は設けておらず、むしろ使える資金のほうが決められています。最終予算は2018年初めに決定します。
Q: 会議後、補助金受給者のレポートはどこへ提出しますか?
A: ウィキマニア補助金を参照してください。
補助金の種類
Q: どんな種類の支援がありますか?
A: ウィキマニア2018では、ウィキメディア財団は補助金を全額支給と一部支給の2種類、用意しています。詳細は#補助金の詳細の項目を参照してください。#ウィキメディアの組織による補助金に説明するように、ウィキメディアの他の組織も同様に全額あるいは一部の補助を行っています。
Q: 特定の国対象の補助金はありますか?
A: ウィキメディア財団の補助金はほとんど全ての国に住んでいる人を対象にしています。他のウィキメディアの組織の補助金だと、居住国を特定することがよくあります。#ウィキメディアの組織による補助金をご覧ください。
補助金の受給資格
Q: ウィキマニアに出席するためのウィキメディア財団の補助金は、どんな人に受給資格がありますか?
A: ウィキマニアに出席する補助金の申請は誰でもできますが、受給者として最も適格なのは1件ないし複数のウィキメディア・プロジェクトや組織で活発に活動している人、あるいはウィキマニアやウィキメディア運動に明らかな興味を示し他を導く人です。このプログラムはボランティアとしての参加を補助するものであり、参加が金銭的報酬を得る仕事と結びつく人のうち、ウィキメディア財団や支部・国別協会の常勤職員あるいは受託者には資格がありません。非常勤の人は、その他の要件に適する場合、二次審査に進む資格があります。なお、主な評価基準がウィキメディアに関する活動となったため、ウィキメディア以外のフリーコンテントのプロジェクトや運動だけに貢献している人には申請をお勧めしません。
Q: 年齢制限はありますか?
A: いいえ、誰でも申請を歓迎します。しかし子供が補助金を受け取る場合には、事前に親権者ないし保護者の同意が必要です。ここで言う「子供」とは、申請時点で18歳未満の人を指します。
Q: 申請前に同意を求められる規程あるいは条件はありますか?
A: はい。申請フォームの一番下に同意事項が書かれています。全ての規程と条件を確認してからでないと、申請フォームを提出できません。
Q: どうして申請するのに、あらかじめ一定の規程や条件に同意しなければいけないのですか?
A: 助成金を受け取ったときに実際にどんなことをするように求められるのか、そして自己負担するものは何か、申請者が理解していることを確認するためです。
Q: 申請書の提出に当たり個人情報取り扱いの契約に同意する必要がありますか?
A: はい、この契約の文章は申請フォームの一番下に書かれています。申請者は全員、自分のフルネームを指定されたボックスに入力して契約への同意を示す必要があります。18歳未満の申請者(上記参照)はさらに、親権者もしくは保護者の名前を自筆で、別のボックスにフルネームで入力する必要があります。
Q: どうして申請書の提出に当たり個人情報取り扱いの契約に同意しなければいけないのですか?
A: 法的な理由ならびに自分の提出した個人情報がどう扱われるか、申請者が理解していることを確認するためです。
Q: 過去のウィキマニアで補助金を受け取っている場合、ウィキマニア2018でも同様に受給資格がありますか?
A: もし2015年、2016年あるいは2017年の WMF 補助金受給者が会議後のレポート提出を完了しなかった場合、受給資格がありません。また申請者がこれまでに WMF 補助金を数回続けて受け取ったなら、得点の近い他の申請者を過去の受給経験者より優先します。
Q: 自分の資金で現地へ渡航してウィキマニアに出席できる場合、補助金を申請してもよいですか?
A: 補助金申請者が経済的に苦しいかどうか、申請の審査ではWMF職員にも補助金委員会にも評価できない要素であり、選定条件には入れません。しかしながら世界各地から申請する他の人々の経済状態を考慮するようお願いしています。この機会を逃しては、経済的にウィキマニア出席が不可能な申請者は大勢いるのです。
補助金申請書の書き方
Q: 複数の受給者の申請を1件の申請書にまとめて提出することはできますか?
A: いいえ、できません。審査を受けるには申請者はそれぞれ自分で申請書を提出する必要があります。
Q: 申請書の記入は英語に限定されますか?
A: いいえ、そうではありませんが、英語が補助金委員会の委員全員が理解する唯一の言語であることから、英語での申請を強くお勧めします。もし英語以外で記入した場合は翻訳は試みますが、機械翻訳を利用する必要があり文意が正確に伝わるかどうか当てになりません。一次審査の選考基準に従い、申請者は基本的に英語で行われるウィキマニアの参加に十分な英語力を証明する証拠の提出を求められており、この必須条件を満たす上で申請書を英語で提出するのは有効な手段の1つです。
Q: 申請者は申請フォームの全ての質問に答えなければいけませんか?
A: はい、ただし設問が申請者に当てはまらない、もしくは無関係な場合を除きます。設問に答えるため十分な努力を払わない場合は、一次審査の選考基準を満たさない可能性が大きくなります。
Q: どうして申請フォームの質問で個人情報も訊かれるのですか?
A: 補助金の配分を助け多様性の確保を図るためであり、特にウィキマニア2018のモットー「知識のギャップを埋める:Ubuntu 方式で進む」を念頭に置いているからです。受給者の審査は選考プロセスに説明した要素のみに基づくことにご留意ください。
Q: 申請書のフォームに記入するのは、ウィキメディア・プロジェクトのどの利用者名を選べばよいですか?
A: 申請者がウィキメディアのプロジェクト群で使ってきた利用者名をすべて記入してください。もし他の人と共有している利用者名があるなら、そのことを注意書きにします。使っていないアカウントは不用です。いずれにせよ、編集に使うあるいは登録したアカウントを全て列記する義務は課されません。
Q: 回答の根拠として他のウェブページのリンクを貼ってもよいますか?
A: はい、そうするのが望ましいですし、強化(豊かにする能力)に関する質問に対する回答には特にお勧めしています。しかしながらオンウィキあるいはオフウィキのサイトと申請者の貢献や関わりを明白に説明しなければなりません。申請書の審査をする評価者は、申請者に関する情報をすべて勘案します。
Q: 回答欄に書き込む文字数の目安はありますか?
A: 申請者像が評価者にはっきり伝わるのに充分な文字数を書いてください。二次審査の選考基準に題材の説明があります。申請者が示そうとするものによって、どんな長さが適切か一人ひとり異なります。ほとんどの応募者なら1問につき、標準的な文字数の段落を3個から5個書けば答えられるはずです。評価者は論文を期待しているわけではないとは言え、記述が短すぎると、普通は根拠を充分に言い尽くせないものです。metawikiには過去の補助金受領者の申請書を公開してありますので、何をどう書けばよいかヒントになるかもしれません。
Q: 有名な、あるいは確固たる実績を持つ利用者なら、ウィキメディア・プロジェクトへの参加内容の質問に答えずに飛ばしてもよいですか?
A: いいえ。貢献の実績が多ければ回答は長くなるはずで、回答を短く省略することも全く書かないこともできません。公平を期すため、申請者は全員、一次審査の選考基準にのっとって回答する上で合理的な努力を払うことが求められています。
Q: 提出後に自分の申請書に手を加えることはできますか?
A: 残念ながらそれはできません。申請の内容を丁寧に下書きし、書きたいことが全て盛り込めたかよく確認してから提出するようお勧めします。しかしながらに追加情報を送ると、補助金委員会の委員かウィキメディア財団職員がその新情報を申請書にメモとして添付します。申請書を2回出すのはやめてください。評価者の作業負担が増えてしまいます。
Q: 申請書を書くのに手を貸してもらえませんか?
A: 補助金委員会ならびにウィキマニア主催者は、あいにく申請ごとに対応することができません。しかしながら申請手続き全般については後者宛にメールでお問い合わせください。それに加え、アフリカ諸国からの直接のフィードバック先として、アフリカ出身の補助金委員とサポーターをお知らせします。Slashme (アフリカーンス語)、 Jamie Tubers、 Wikicology (ヨルバ語)、Papischou (フランス語)。
補助金の金額と精算方法
Q: ウィキメディア財団の補助金はどんな支払いに当てるのですか?
A: 財団の全額支給補助金の場合、財団の旅行代理店が旅程を手配した個人の往復旅費と、財団が手配した相部屋の宿泊費が上限6泊分、またウィキマニア会議参加登録料には会期中の昼食や懇親会などの食事数回分が含まれていることに留意してください。一部至急の補助範囲は相部屋の宿泊費とウィキマニア会議参加登録料のみです。
Q: ウィキメディア財団の補助金に含まれない経費とは何ですか?
A: 一切の雑費は補助の対象ではありません(パスポートの発給に関わる経費や旅行ガイドブック、電源アダプター、衣服その他)。会期中については現地移動にかかる交通費(空港と会場の移動を除く)、会議の会場外での飲食費、受給者が同行した家族や友達などの経費、会期外の休暇部分の経費全額などは補助金で精算できません。飲食代金の留意点は、会期中は食事が数回提供されることです。通常、ビザ取得の費用をウィキメディア財団が支払うことはありません(旅行ページをご参照)が、カンファレンス会場外での食事代金は、立替精算に応じる場合があり – 特例については別途ご相談をお受けします。
Q: ウィキメディア財団の補助金受給者は、経費をどういう手続きで精算するのですか? 銀行口座に送金あるいは何か精算方法の指定がありますか?
A: ウィキマニア会議の参加登録料と旅費ならびに相部屋の宿泊費はウィキメディア財団から直接、支払います。受給者の移動に関する予約は、必ずウィキメディア財団(WMF)が契約した旅行代理店に依頼してください。受給者の依頼を受けた場合、WMF は空港への往復交通費(居住国と会場双方)を精算します。
Q: 自分で旅程を手配して費用を立て替え、精算してもらうことはできますか?
A: いいえ、受給者は全員、補助金申請の条件としてウィキメディア財団が指定する旅行代理店を使うことに同意していただきます。
Q: いつウィキマニアの参加登録を行うべきでしょうか?
A: 受給者には会議の参加登録に使う特別な番号をお知らせします。ウィキメディア財団補助金の最終結果は遅くとも5月までに発表の予定です(重要な日付参照。遅れが生じた場合はページを更新してお知らせします。)参加登録は、申請の最終決定が通知されるまで待つようにお勧めします。
Q: ウィキメディア財団はビザ取得を補助してくれるのですか?
A: ビザが必要な受給者には全員、会議への招待状をお送りします(旅行をご覧ください)。受給者は各自、自らもしくは業者を通して自国の領事館あるいは大使館に連絡をとり、必要経費全額を支払うものとします。もしビザ発給の必要経費の支払いが難しい場合、財団がこの費用を拠出することはできます。
ウィキメディア系の組織による補助金
Q: ウィキマニア2018向けの補助金を出すところは、ウィキメディア系の組織では他にどこがありますか?
A: こういう組織の取りまとめは現在、手続き中です。ウィキメディア系の組織による補助金の一覧を参照してください。
Q: 補助金について、ウィキメディア財団とウィキメディア系の他の組織のどちらにも申請したい場合、手続きは2回しなければいけませんか?
A: いろいろなケースがあります。なかにはウィキメディア財団の補助金申請手続きを使って選考する組織もあり、その場合は改めて直接、申請し直す必要はありません。しかしながら組織ごとの申請が必要なところもあります。詳しくは補助金#ウィキメディア系の組織による補助金をご覧ください。
Q: ウィキメディア系の組織に個別の補助金申請が必要な場合、手続きの締め切りはいつですか?
A: 申請する先の組織によって異なります。ウィキメディア系の組織による補助金のページをご覧ください。
Q: ウィキメディア系の組織による補助金の申請資格はわかりますか?
A: ウィキメディア系のほとんどの組織は、その組織に関連の強い人に限定して申請を受け付けます。たとえばその組織が対象とする言語でウィキメディア・プロジェクトに貢献した人や、組織の所在国の居住者などです。詳しくは ウィキメディア系の組織による補助金を参照してください。
Q: ウィキメディア系の組織はどんな選考基準で補助金受給者を決めるのですか?
A: 受給者の最終選考はたいてい個別の組織が決めています。ウィキメディア財団の補助金申請手続きを使用している(上記)ある組織の場合、まず始めに財団職員や補助金委員会の評価を参照するかもしれません。個別の申請手続きがある組織は、財団の補助金委員会ともウィキメディア財団とも相談せず、それぞれ独自に審査と選考を行います。
Q: ウィキメディア財団と他のウィキメディア系の組織とでは補助金にどんな違いがあるのですか?
A: だいたいどちらも同じか似たような範囲の経費を補助するとは言え、組織によって異なります。ウィキメディア系の他の組織による補助金をご覧下さい。
このページに知りたいことが載っていない場合は$e-mail 宛てにメールする、もしくは補助金ページの議論のページにメッセージを書いてください。